ネクタイピンを付ける意味とは?付けない方必見付けるメリットも紹介 - Louis Faglin Paris

ネクタイピンを付ける意味とは?付けない方必見付けるメリットも紹介

ネクタイピンはスーツアクセサリーのひとつですが、その意味やメリットについてご存じでしょうか?ネクタイピンなど必要ないと思っている方も多いかもしれませんが、ネクタイピンにはさまざまな利点があります。本記事では、ネクタイピンを付ける意味や、付けることで得られるメリットについて詳しく解説します。

目次

ネクタイピンを付ける意味とは

ネクタイを固定し作業をしやすくする

ネクタイの摩擦を防ぎ消耗しにくくする

ネクタイピンを付けない理由はある?

付け方が分からないから

付けるとネクタイが傷むから

付けると派手な気がするから

付けている人が少なく恥ずかしいから

ネクタイピンを付けるメリット

ネクタイピンの正しい付け方

ネクタイピンを付けて個性を出そう!

まとめ


ネクタイピンを付ける意味とは

ネクタイピンは絶対に付けなければいけないものではないため、なぜ付けるのか疑問に思う方もいます。ネクタイピンを付ける意味を知って、その必要性を確認しましょう。

ネクタイを固定し作業をしやすくする

ネクタイピンを付ける意味には、ネクタイを固定していろいろな作業をしやすくすることが第一に挙げられます。普通にネクタイを締めただけでは、剣先が揺れてしまいます。この状態では仕事で動いた際に一緒に揺れてしまうのはもちろん、手を洗ったり食事をしたりする場面で下を向いたときにも、ネクタイが前へ動いてしまいます。

そのような事態を防ぐために有効なのが、ネクタイピンです。ネクタイピンでシャツにネクタイを固定しておけば、どんな動きをしてもネクタイが揺れません。作業に集中しやすくなるため、ビジネスマンには必須です。

ネクタイの摩擦を防ぎ消耗しにくくする

ネクタイピンを付ける意味には、ネクタイが傷むのを防ぐこともあります。ネクタイピンをせずにネクタイが揺れる状態だと、シャツやジャケットと擦れて色落ちしたり毛羽立ったりしてしまう可能性があります。

しかしネクタイピンをしていれば、他の服との摩擦が軽減されてネクタイが長持ちします。ネクタイの中には、シルクなどの上質な生地を使って作られたものもあります。よいネクタイを長く使うためにも、ネクタイピンを付けてネクタイが傷まないように心がけましょう。

ネクタイピンを付けない理由はある?

ネクタイをするなら付けたほうがよいとされるネクタイピンですが、反対に付けないほうがよい理由はあるのでしょうか。以下では、ネクタイピンを付けない方の意見を紹介します。

付け方が分からないから

ネクタイピンを付けない理由として始めに挙げられるのが、付け方がよくわからないケースです。ネクタイの結び方は知っていても、ネクタイピンの付け方はよく知らない方は意外と多くいらっしゃいます。

ネクタイピンは、フォーマルシーンに限らずビジネスシーンでの着用もできるのです。

ネクタイピンの付け方を簡単にお伝えすると、右手側から挿し込んで、ネクタイとシャツを挟みつつ固定します。ビジネスシーンでは見える部分の低めの位置に、パーティーシーンでは見える範囲の高めの位置に付けてください。シーンごとの適切な付け方を知って、ネクタイピンを楽しみましょう。

付けるとネクタイが傷むから

ネクタイピンを付けない方の理由としてよく挙げられるものには、ネクタイが傷むイメージがある方もいるでしょう。ネクタイピンはそもそも、ネクタイがシャツなどと擦れて傷まないようにするものです。しかしある程度の力で挟んで固定するため、ずっと同じ場所に付けていると、その部分だけ逆に生地が傷んでしまうケースもあります。

ネクタイピンを付けることによるネクタイの痛みが気になる方は、ネクタイにダメージがかかりにくいネクタイピンを付けるのがおすすめです。最近では、ネクタイが傷つきにくいネクタイピンなどが販売されています。またクリップ式ではなくスライド式のネクタイピンのほうが、ネクタイが傷みにくいといわれています。

付けると派手な気がするから

ネクタイピンを付けると派手な印象がして付けにくいことも、ネクタイピンを使わない理由としてよくいわれます。特にシャツやネクタイやジャケットに柄が入っているときにネクタイピンをすると、目を引くものが多すぎてまとまりがない印象になってしまうことがあります。

派手な印象を持たれないようにネクタイピンを付けるには、デザインや合わせるコーディネートや付ける位置などに気を配りましょう。まずネクタイピンのデザインは、シルバーカラーなどのおとなしい色味で、モチーフや装飾がないものを選びましょう。合わせる服装は柄物や色が多すぎないコーディネートにして、見える範囲のうち目立ちにくい低めの位置に付けます。このような点に気をつければ、さりげないアクセントとしてネクタイピンを楽しめます。


付けている人が少なく恥ずかしいから

ネクタイピンを付けない理由には、付けている人がいなくてなんとなく恥ずかしい方もいます。最近は、スーツを着ていてもネクタイピンをしない方が多いです。そのため、ネクタイピンはおじさんが付けるもので今はもう古いイメージがあり、付けてみたいけれど付けにくい風潮もあるでしょう。

しかしネクタイピンを付けていると、ネクタイが揺れないため見た目が美しく、作業にも集中できます。どうしても恥ずかしい場合は、目立ちにくいシルバーのネクタイピンを選び、同系色のグレー系のネクタイと合わせて、同じトーンのコーディネートをするのがおすすめです。またジャケットを着ているときなどは、低い位置に付けてチラッと見える程度にとどめるのもよい付け方です。

ネクタイピンを付けるメリット

ネクタイピンを付ける最大のメリットには、ネクタイを固定できて作業がしやすくなることや、他の衣類との摩擦を軽減してネクタイを長持ちさせられることがあります。効率や物持ちを重視する方にとって、ネクタイピンの機能はありがたいです。

またファッション面においても、ネクタイピンを付けることにはメリットがあります。まずネクタイピンをすると胸元が引き締まって見えるため、堅実で安定しているイメージを持たれやすいです。身だしなみに気を使っている印象も与えられ、信頼できる人物であると思ってもらえます。

さらにネクタイピンは、スーツスタイルにおいて個性を表現するためのアイテムとしても使えます。スーツはコーディネートの幅が狭いため自己を表現しにくく、他の人と同じような印象になってしまいがちです。しかしネクタイピンを付ければアクセントを加えられ、自分を出しやすいです。いつも同じスタイルで面白みがないと感じている方は、ぜひネクタイピンを使ってみましょう。

ネクタイピンの正しい付け方

ネクタイピンの正しい付け方としては、ネクタイの2枚の剣先とシャツを挟み込んで一緒に固定します。男性もののシャツは左手側が上になっているため、付けるときは右手側から差し込みます。またネクタイピンの向きとしては、地面と水平になるように付けるのが基本的な付け方です。

ネクタイピンを付ける位置は服装によって異なりますが、どの格好でも見える位置に付けるのが鉄則です。まずビジネスシーンにおいては、シャツ1枚の場合は第4ボタンから第5ボタンの間に、ジャケットを着ている場合は第3ボタンと第4ボタンの間に付けます。ベストのときは付ける必要はありません。

パーティーシーンでネクタイピンを付けるなら、シャツの第3ボタンの真下や、ネクタイが見えている範囲の中心らへんに付けるのがおすすめです。ビジネスシーンよりも高めの位置に付けることで、華やかでより目立った印象を演出できます。

ネクタイピンを付けて個性を出そう!

ネクタイピンは、個性を表現するアイテムとして非常に有効です。ビジネスシーンではあまり派手すぎないものがおすすめですが、パーティーシーンなどのプライベートでは、装飾やモチーフがあるものも使えます。

ネクタイピンには、バイクのモチーフがついた遊び心のあるものから、チェーンや宝石がついたラグジュアリーなものまでさまざまです。TPOに合わせながらネクタイピンを使い分け、スーツスタイルのファッションを楽しみましょう。

まとめ

ネクタイピンを付ける意味には、実用的なものには作業のしやすさやネクタイの保護、ファッション的な意味では個性表現や信頼性のアピールなどが挙げられます。ネクタイピンは、付けるとさまざまなメリットが得られるアイテムです。使いやすいものを選んで、ぜひスーツスタイルに取り入れてみてください。

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