カフスボタンの付け方を解説!シーン別の上手な付け方も - Louis Faglin Paris

カフスボタンの付け方を解説!シーン別の上手な付け方も

カフスボタンはスタイリッシュなアイテムですが、正しく付けないと洗練されたイメージを損ねてしまいます。 今回は、カフスボタンの正しい付け方やシーン別の合わせ方も紹介します。

目次

カフスボタンの正しい付け方

スウィヴル式(レバー式)

チェーン式

固定式

スナップ式

紐式

カフスボタンの間違った付け方

カフスボタンを付ける際の注意点

着用できるシャツが限定されている

着用を避けるべきシーンがある

シーン別カフスボタンの上手な付け方

ビジネスシーンの場合

フォーマルシーンの場合

次のシーンの場合

まとめ

カフスボタンの正しい付け方

カフスボタン付け方

カフスボタンはスーツファッションで個性を出すためや、全体コーディネートを格上げするアイテムとして欠かせません。 カフスボタンの種類は様々あり、装着方法もそれぞれ異なります。

スウィヴル式(レバー式)

カフスボタン

スウィヴル式のカフスボタンの付け方は、シャツの感覚に通した後にレバーを90度回転させて固定します。 まず指先の頭を表にした状態で重ねて、ボタンホールを調整します。 そこでカフスボタンを通します。 このとき、デザイン面が手の甲側に見えるようにセットしてください。

スウィヴル式(レバー式)は、 カフスボタンの中でも暫定的な一般的なデザインのものです。 ボタンホール頃に関係なく装着でき、落ちにくいのが特徴です。 袖口のデザインがコンバーチブルカフスになっているシャツに付くときは、ボタンのついている側に留め具がくるように装着しましょう。

チェーン式

チェーン式カフスボタン

チェーン式カフスボタンの付け方は、袖口の裏と裏を合わせてボタンホールを揃え、そこにカフスボタンを差し込むだけです。 デザイン面は手の甲側にくるようにして、しっかり見えるように装着しましょう。

チェーン式のカフスボタンはその名前の通り、前後のデザイン面がチェーンで結ばれた形をしています。 エレガントな雰囲気で、フォーマルシーンで活躍します。 ボタンとボタンホールのサイズが合っていないとうまく着用できない場合があるため、シャツとの相性を確認してから使用しましょう。

固定式

固定式カフスボタン

固定式のカフスボタンは、概念の向こうを重ねてからボタンホールに通して装着します。チェーン型と同じように、デザイン面が外側に見えるように付けましょう。

他の種類と比べると、上級者向きのカフスボタンですが、固定された留め具があるだけで、シンプルなデザインのものが多く付け方も簡単で、曲げたりする必要なく装着できます。

スナップ式

スナップ式カフスボタン

スナップ式カフスボタンも、感覚の裏同士を重ね合わせて留めます。 名前のまさに留め具が今度はスナップボタンになっており、それぞれを押し合わせてパチンと進むように装着します。

スナップ式のカフスボタンは現在あまり見られませんが、1920年から1940年の間は流行したデザインです。 周りの人違うカフスボタンを付けたい方におすすめです。

紐式

紐式カフスボタン

紐式カフスボタンは、チェーン式やスナップ式のカフスボタンと同じように、袖口の裏と裏を合わせたところのボタンホールに装着します。 紐式カフスボタンはデザイン面も留め具も、シルクのように柔らかい素材や、ゴムのように伸縮性がある素材でできています。

紐式カフスボタンは柔らかい素材が使われているため、感覚が他のものに当たった場合も音が出たり傷がついたりしません。そのため、デスクワークをする方や機械的に触れることが多い方などにおすすめです。

カフスボタンの間違った付け方

カフスボタン注意点

カフスボタンの間違った付け方としてよくあるのが、普通のボタンを付けるように袖口を上下に重ねて付けてしまう事になります。

また、シャツのサイズが大きすぎると、シルエットが野暮ったくなってしまうこともあります。 さらにカフスボタンを付けるときは上下の向きを間違えずに、手首に沿ってアーチ型になるように付けましょう。

カフスボタンを付ける際の注意点

カフスボタンはおしゃれをコーディネートするためのアイテムですが、装着するためにはマナーを守って付けることが重要です。以下では、カフスボタンを付ける際の2つの注意点を紹介します。

着用できるシャツが限定されている

カフスボタンを付けられるシャツは、ボタンホールが2つあるシャツに限定されています。 それは主に3種類あり、コンバーチブルカフス、テニスカフス、ダブルカフス(フレンチカフス)といいます。これら3つのシャツには、カフスボタンが付けられます。

反対に、ボタンホールが1つしかないシングルカフのシャツには、カフスボタンが付けられません。カフスボタンを付けるときは、カフスが通れるシャツかどうか確認しましょう。

着用を避けるべきシーンがある

カフスボタンの着用を避けるべきシーンとしてまず挙げられるのが、リクルートシーンです。 就職活動ではスーツの正しい着こなし方を知っており、清潔感や立派さがあることをアピールするのが第一です。

また、ビジネスシーンでも豪華すぎるデザインや、フォーマルシーンでもお通夜やお葬式でのカフスボタンの装着は控えましょう。

シーン別カフスボタンの上手な付け方

カフスボタンにはさまざまな種類やデザインがあり、それぞれにふさわしいシーンが異なります。

ビジネスシーンの場合

ビジネスシーンにおすすめのカフスボタンは、シルバーカラーのものや、マットな質感のものです。ビジネスシーンでカフスボタンを付ける場合は、シンプルなデザインで目立ちすぎず、かつ上品さを感じさせる雰囲気のものがぴったりです。

カラーのカフスボタンは一般的なので、ビジネスマンが身に着けやすいデザインに気に入られます。 マットな質感のカフスボタンも、さりげない存在感が光ります。 どちらもグレーやネイビー・シルバーのスーツに合うため、ビジネスシーンにおすすめです。

フォーマルシーンの場合

フォーマルシーンでカフスボタンを付けるなら、白系、黒系、宝石を用いたものなどを時間帯によって使い分けるのがおすすめです。

午前や昼間の時間帯なら、光の下で輝きを放つ白系のカフスボタンを付けましょう。反対に午後や夜の時間帯では、夜中の静かな雰囲気にマッチする黒系のカフスボタンがおすすめです。また、オニキスやブラックダイヤなどをあしらったカフスボタンも、手首にさりげない輝きをプラスしてくれます。

次のシーンの場合

次のシーンでカフスボタンを付ける場合は、ビジネス用やフォーマル用よりもさらに個性的かつユニークなデザインのカフスボタンが付けられます。

カラフルな色使いや模様のカフスボタンを付ければ、シンプルな服装にアクセントを加えられます。 また、反対にデニムなどのラフな服装にフォーマル感のあるカフスボタンを付ければ、コーディネート全体のバランスがとれます。 カジュアルシーンではトータルの着こなしを考えながら、お好きなカフスボタンを楽しみましょう。

まとめ

カフスボタンの基本的な付け方は、心の裏同士を重ねてボタンホールに装着します。 ビジネスシーンではシルバー系やマット質感のものを、フォーマルシーンでは白や黒、宝石系のものを、カジュアルシーンではファッションに合わせて個性的なカフスボタンを楽しみましょう。

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